幼児食の献立に悩んでいるママは多いのではないでしょうか?
好き嫌いが多くなりがちだけど、成長する時期だからなるべく栄養もちゃんと摂ってもらいたい。そんな思いをかかえたママ必見!
今回は、栄養も考えた幼児食の献立についてご紹介します。
幼児食の栄養について

不足しがちな栄養素
幼児期は著しく成長する時期なので、不足しがちな栄養素を補う食材をなるべく意識して使うことをおすすめします。
好き嫌いも出てきている幼児期に栄養を考慮した献立を毎回考えるのは難しいかもしれませんが、食材や献立をパターン化して無理なく取り入れていきましょう。
不足しがちな栄養素
- カルシウム
- 鉄分
- タンパク質
- βカロテン
カルシウム
牛乳・ヨーグルト・チーズなどの乳製品や小松菜などの野菜、海藻、小魚、豆類などから摂取できます。
鉄分
ほうれんそう、ひじきなど非ヘム鉄(植物性)は吸収しにくいので、赤身の肉や魚などのヘム鉄(動物性)がおすすめ。
タンパク質
肉や魚、卵や乳製品などの動物性たんぱく質と大豆製品などの植物性たんぱく質をバランスよく摂りましょう。
βカロテン
にんじんやかぼちゃ、ほうれん草など色の濃い野菜やみかんやすいかなどのフルーツに含まれています。
あまり意識していない方も多いかもしれませんが、粘膜の潤いを保つ働きがあるので、外からの菌の侵入を防ぎ免疫力を高めるためにも摂取したい栄養素です。
幼児食の栄養も考えた献立の立て方
それでは、幼児食の栄養も考えた献立はどう立てたらいいのでしょうか?まずは献立の立て方を簡単にご紹介します。
献立の立て方
献立はある程度、形を決めておくと考えやすくなります。
基本は一汁三菜
基本的には一汁三菜で考えていきます。
- ごはん
- 汁物
- メイン
- 副菜①
- 副菜②
副菜といっても1つはサラダ、おひたし、納豆などといった調理をほとんどしないで出せるものにしちゃってOK!
負担になる場合は、一汁三菜にこだわりすぎなくていいので無理をせずできる範囲で取り入れてみましょう!
おかずそんなに作ってられないよー!って時は、汁物に野菜をたくさんいれちゃうっていうのもありですね。
肉の曜日・魚の曜日・丼の曜日などを決めておく
肉の曜日や魚の曜日などをだいたい決めておくとメニュー作りが楽になります。
例えばこんな感じに…
- 月曜日 鶏肉
- 火曜日 魚
- 水曜日 豚肉
- 木曜日 牛肉
- 金曜日 丼
また、味付けも子供の好みに合わせていくつかパターンをピックアップしておくとさらに献立作りが早く楽になります!
だいたい決めておくと、月曜だから鶏肉…味付けは照り焼きにしよう!などとメイン料理がさっくり決まってくれるはずです。
献立の立て方をもう少し詳しくという方はこちら↓

使う食材は『まごわやさしい』を参考に
和食で使用する食材の頭文字を合わせた『まごわやさしい』。ご存じの方も多いかと思いますが、すべて何の頭文字か答えることはできますか?
- ま 豆
- ご ごま
- わ わかめ(海藻)
- や 野菜
- さ 魚
- し しいたけ(きのこ)
- い イモ
幼児食の栄養も考えた一週間分の献立は?
一週間の献立を考えてみましたので、よかったら参考にしてみてください!
一週間分の献立例

月曜日
- ご飯
- 味噌汁
- 唐揚げ
- ほうれん草とコーンのソテー
- フルーツヨーグルト
火曜日
- ご飯
- 味噌汁
- サバの竜田揚げ
- 春雨サラダ
- 卵焼き
水曜日
- ご飯
- 味噌汁
- しょうが焼き
- 煮物
- 納豆
木曜日
- ご飯
- ミネストローネ
- ハンバーグ
- ポテトフライ
- ブロッコリー
金曜日
- カレー
- ポテトサラダ
- フルーツ
その他のメニューはこちらも参考にしてみてください!

まとめ
いかがでしたでしょうか?献立に困ってるママたちの少しでも力になれていたら嬉しいです。
栄養を毎回意識するのは難しい方も多いと思いますが、まずは取り入れたい食材をちょっと意識してみるところから始めてみましょう!